すぐわかる! 生命保険の種類と特徴

生命保険

保険のことを真剣に考える転機は色々ありますが、結婚や出産などのライフイベントもその一つですね。

生命保険は「命に係わる万が一に備える」というイメージが強いと思いますが、保険には種類があり、いろいろな不測の事態に備えることができるようになっています。

ここでは個人で加入する主な生命保険の種類と特徴をまとめていますので、若い世代の方にも最低限必要な保険の知識を得ることができます。ぜひ参考になさってくださいね。

そもそも生命保険とは?

そもそも保険とは、「一人は万人のために、万人は一人のために」という相互扶助、助け合い、支え合いの精神により成り立っています。

民間保険会社の取扱う保険は、「私的保険」と言われるもので、「公的保険」いわゆる国や地方公共団体が担う社会保障制度を補完する役目があります。

生命保険とは、被保険者が死亡した時、または一定期間に生存して、契約時に定めた金額が保険金として定額給付される保険商品です。

死亡保険

死亡保険は保険の対象者である被保険者が死亡したり高度障害を負ったりした場合に保険金を受け取れる保険です。

いわゆる「生命保険」のイメージではないでしょうか。死亡保険には主に以下のようなタイプがあります。

① 終身保険

終身保険は保障が一生涯続くタイプです。保障される期間が限定されないので安心感があります。

ある程度長期に継続した場合、払い込んだ保険料の総額を上回る解約返戻金を確保できる場合もあり、貯蓄性のあるタイプと言えます。

② 定期保険

定期保険は保障される期間が一定期間に限定されるタイプです。「必要な時期に必要なだけ」の保障を得るというイメージで、保険料は終身保険と比べて安くなります。

その代り、解約返戻金が全くないか、あっても金額は僅かな場合が多く、保険期間が満了すると返戻金は0になるのでいわゆる「掛捨て」的な存在です。

働き盛りの一家の大黒柱の万一に備えるなど、期間を限定した保障を得たい場合に検討できる保険です。

③ 養老保険

養老保険は保障される期間が一定期間に限定されますが、定期保険と違い、期間満了時に満期金を受け取って保障が終了します。

途中で死亡した場合の保障額と満期金は同額になります。解約返戻金もあり、貯蓄性が高いタイプの保険です。

そのため保障よりも資産形成や将来の積み立ての目的で利用されることも多いです。

ただし保険料は定期保険と比べて高くなり、満期後は保障がなくなりますので別途手当てできる保険を検討しなければなりません。

医療保険

生命保険は死亡や高度障害時を保障する死亡保険だけでなく、ケガや病気により、入院した際給付金を受取れる「医療保険」もあります。

医療保険は、主にはケガや病気などで入院した際の費用を手当てする「入院給付金」と、所定の手術を受けた際の費用を手当てする「手術給付金」この二つが基本保障となる保険です。

中には少額の死亡保険金を受け取れる医療保険もあります。

ただし、実際の保障内容や条件は保険商品ごとに異なるので、個別によく吟味しないと想定した給付金が受けられないこともあるので注意が必要です。

例えば、入院給付金を、日帰り入院から受取れる商品もあれば、入院後5日目以降しか給付対象とならない商品があり、短期間の入院では給付金を受け取れないケースもあります。

手術給付金も、全ての手術が対象となるわけではありません。

保険会社が定めた所定の条件に当てはまる手術のみが保障の対象となるケースがあります。

医療保険も死亡保険と同様、一生涯保障が続くタイプと保障期間が一定期間に限定されるタイプと2種類に分けられます。

① 終身医療保険

終身医療保険は保障が一生涯続くタイプです。

保険料は一生涯払込みを続けるものや、60歳、65歳など一定の時期までに払込みを終了するものがあり、保険料は保険加入以降上がることはなく一定のものが主流です。

保険料が変わらないため払込保険料の総額が明確で、その費用さえ支払えば保障が一生涯続くという安心感を得ることができます。

後述する定期医療保険と違い、契約更新などもなく、高齢になって病気にかかりやすくなっても保障が切れる心配をすることなく守ってもらえるのが強みです。

② 定期医療保険

定期医療保険は、保障期間が一定期間に限定されます。5年や10年、60歳までなど一定の期間が到来すると保険期間が終了し保障がなくなります。

契約を継続更新できるタイプのものもありますが、更新のたびに保険料が上がるケースがほとんどです。

現役時代、働き盛りその時期だけに安価で保障を確保したい場合などに検討されるタイプですが、その後継続したくても、80歳など高齢になると継続更新ができなくなるものが多いのでこの点は留意が必要です。

がん保険

罹患した場合の治療費等費用の負担が大きくなる「がん」という疾病に特化し保障を受けられる保険です。

がん保険は主に、がんによる入院や手術の負担を手当する「入院給付金」及び「手術給付金」がんの診断を受けた際にまとまった一時金を受け取れる「診断給付金」と、この三つが基本保障となる保険です。

他には、通院給付金や放射線治療給付金、抗がん剤治療給付金なども受け取れる商品もあります。

保障期間は一生涯保障を受けられる終身タイプと保障期間が一定期間に限定される定期タイプとあります。

学資保険

学資保険は、貯蓄性が高いタイプの保険で、教育資金形成に利用されます。

子どもが所定の年齢になると満期金として、まとまった金額を受け取れます。

また、満期になる前の一定時期には祝い金などが受け取れる商品も主流です。

満期前に契約者となる親が死亡した場合、それ以降の保険料の払込みが免除されますが、満期保険金等は契約通りに受け取れるのが大きなメリットです。

昨今、マイナス金利の影響を受け、支払った保険料総額より満期金等が下回るケースもあります。

また、祝い金や満期金を受取る時期がいつか、しっかり確認する必要があります。

個人年金保険

個人年金保険は、貯蓄性が高いタイプの保険で、老後など将来の生活資金を準備することができます。

受け取り方は以下のように種類が分かれます。

① 終身年金型

生きている間はずっと年金を受け取れますが死亡すると給付が終了します。

② 有期年金型

年金の受け取り期間が10年、15年など決まっており、その間に生存している限り年金を受け取れますが、死亡すると給付が終了します。

③ 確定年金型

年金の受け取り期間があらかじめ決まっており、その間年金の給付を受けられます。

途中で死亡しても本人の代わりに遺族が年金を受け取ることができます。

※①と②については「保証期間」を設け、その間に被保険者が死亡した場合は一定の給付金が遺族に支払われるものもあります。

生命保険に加入する目的とは?

生命保険は、予期せぬ不測の事態が発生した際、経済的損失を補填するという役割があります。

ですから、今現在は特段必要性を感じなくとも、将来起こるかもしれないそれらに対し、事前に検証し万一に備え、保険に加入します。

死亡のリスクに備えるため

万一、世帯主が死亡した場合、配偶者や子ども、両親など扶養家族がいれば、遺族の生活保障を残しておく必要があります。

子どもがいる場合は住宅費や食費などの生活費だけではなく、教育費も備えておきたいもの。

生命保険に加入しておけば、十分な貯蓄がなくてももしものときのために備えられます。

病気やケガに備えるため

生命保険は、死亡保障だけではなく病気やケガをしたときの入院、手術、通院費用をカバーする役割もあります。

先進医療など、公的医療保険が適用されない高額な治療もあるため、貯蓄よりも保険で備えておいたほうが賢明です。

給付金があれば費用を気にすることなく治療に専念できます。

とくに自営業者は、会社員と違って有給休暇などはなく、病気やケガによって収入が減少すると家族の生活費の心配も出てきます。

公的な社会保険制度に加えて民間の生命保険にも加入して備えましょう。

将来必要となる資金を用意するため

終身保険や養老保険など貯蓄性の機能を備えた生命保険で、将来必要となる資金準備を目的に加入するケースもあります。

保険期間中に亡くなった場合は死亡保険金が受取れる一方で、満期や解約時にはまとまった金額のお金を受け取ることができます。

効率よくお金を貯められるので、教育資金や老後資金の準備目的などにおいても活用されています。

まとめ

今回は生命保険の主な種類と特徴について見てきました。

実際の保険には多くの種類があり個別に吟味しなければならないので、保険を選ぶ際には保険を専門的な立場で携わっているファイナンシャルプランナーに相談するのがお薦めです。

プロフェッショナルの
ファイナンシャル・プランナーに

無料保険相談!
ほけんペディアを運営する、アイ・ティ・コンサルティング(ITC)は、
国家資格をもった50名以上のファイナンシャルプランナーで構成する保険技術者集団であり、
ファイナンシャルコンサルティングを基本手法とする独立系保険代理店です。
保険のことでお困りのことがありましたら、
お気軽にご相談ください。