保険料を抑えるための見直しのポイント!

生命保険

最近、生命保険会社各社は、保険料が割安かつ保障内容が手厚い生命保険や医療保険を販売して凌ぎを削っています。

今までにないユニークな新商品の発売や保険料の改定、そして各種特約の内容変更を含めた保障範囲の拡大などによるものです。

こうした保険を有効活用するために、皆さんが加入されている保険を見直して保険料を抑えるための見直しのポイントについて解説します。

保険を見直す必要があるケース

一度保険に加入すると放置したままという方もいらっしゃいますが、近年のように生命保険会社各社において、定期的な保険料率の改訂や新しいタイプの保険商品が販売されている状況では、基本的に3年〜5年の間隔で定期的に保険の見直しをすることをお奨めいたします。

とくに、保険を見直す必要があるケースは以下の3つです。

より保険料を安くしたい場合

毎月または毎年支払っている保険料は固定費ですから、同じ保障内容の保険であれば、より保険料が安い保険の方がお得であることは明らかです。

現在加入している保険会社でも保険料率の改訂や新商品の販売などにより割安な保険に変更することも可能かもしれませんが、他の保険会社の保険商品とも比較すれば保険料を安くできる可能性も高まります。(ただし、年齢の上昇により必ずしも保険料が安くなるとも限りません。)

また、最近であれば、商品によっては非喫煙体料率や健康体料率を利用することによって、保険料を安くすることもできます。ほかにも、保障額(または給付金額)自体を小さくする減額や保険期間を短くする短縮なども効果的です。詳しいことは、保険会社へ問い合わせして確認してみましょう。

より保障を手厚くしたい場合

最近は、特定疾病や先進医療、身体障害等級・要介護等級・認知症、そして精神疾患を含めた各種就労不能状態を対象にするなど、従来より保障範囲の広い、つまり保障が手厚い保険も増えています。

こうした保険は、契約時の健康状態告知の観点からみれば、年齢を重ねるほど新規契約は難しくなりますし、保険料も高くなることは否めません。

ですので、皆さんの健康リスクを考慮して、皆さん自身が気になる保障が手厚い保険を複数ピックアップして、比較検討することをお奨めいたします。ただし現在の健康状態が良好であることは必須になります。

現在加入している保険の必要性に疑問を抱いた場合

現在、保険には加入しているものの、何のために保険に加入しているのか、その必要性に疑問を感じたときはチャンスです。

将来のライフプランや家計状況の変化等から考えて、皆さんにとって適切な保障内容・保障額・保障期間という意向を反映した保険加入を再考しましょう。

多額な保障額や余分な保険をカットできれば、保険料を合理的に抑えることができるはずです。皆さん自身で再考が難しい場合には、現在の保険担当者やお知り合いのファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

保険の見直しに適したタイミング

ご家族や友達等のお知り合いの間で、一般的に保険が話題にあがることは日常茶飯事ですが、真剣に保険の見直しを考えるタイミングは、以下の3つでしょう。

保険の更新があるとき

保険には、全期型(60歳満了や80歳満了等)と更新型(10年更新や15年更新等)がありますが、更新型の更新時期は保険の見直しには最適なタイミングでしょう。

一般的に同じ保障内容で継続すれば、保険の更新後は支払保険料が大幅にアップするからです。

以下の対策を検討してみましょう。

  1. 適切な保障額に変更する(減額等)
  2. 必要な特約の中途付加、または不要な特約を解約する
  3. 非喫煙体料率や健康体料率にトライしてみる
  4. 通貨の分散も考慮して、米国ドル建て保険も検討してみる
  5. 保険料の支払いをストップして、一定の保障を継続する(払済保険への変更、および延長保険への変更)を検討してみる

大きなライフイベントがあったとき

結婚や出産、子供の入学・卒業、住宅購入、転職、そして退職等の大きなライフイベントがあったときも保険を見直すタイミングと言えます。

今後のご家族のライフプランを見越して、必要な保障内容を着脱するのに良いタイミングだからです。現預金のキャッシュイン・キャッシュアウトや将来必要になる資金をできる限り適正に予測して将来リスクに備えましょう。

しっかり保険を見直せば、ご年齢によっては一部を個人年金等の資産運用に転用することも有効になるでしょう。

世帯収入額が大きく変わったとき

転職等による大幅な年収の増減、家族の病気・怪我や介護等による家計収入の減少や出費の増加、退職金の授受および年金生活への移行、そして遺産相続等により資産額や世帯収入額が大きく変化したときも保険の見直しが必要です。

とくに収入が大きく減る場合には、今まで見てきたような保険料を抑えるための対策を参考にしてみてください。くれぐれも固定費である保険の見直しを放置しないように注意しましょう。

保険料を抑えるための見直しのポイント

保険料が割安になることは大変喜ばしいことですが、以下の3つのポイントに注意して、保険の見直しにより、皆さんにとって不利益な変更にならないように注意しましょう。

複数加入している保険の保障内容が重複していないか確認する

保険に複数加入している場合には、うっかり保障内容が重複しているケースもかなり見受けられます。

保険は重複していても保険金や給付金を受取ることはできますが、コスト面から考えると無駄であることも多々あります。

とくに、病気や怪我の入院や手術を対象にした医療特約や災害・傷害特約の重複はしっかり確認してみましょう。

複数の商品を比較してから乗り換えを検討する

現在加入している保険会社内での検討のみならず、他の保険会社の保険商品を含めた複数の保険商品を比較検討することは、選択肢が広がり効果的です。

最近は、さまざまユニークな保険商品も多いので、検索サイトや金融雑誌等で保障が手厚い保険をチェックすることをお奨めします。

ただし、乗り換えにあたっては健康状態が良好であること、および加入中の保険内容と比較して不利益な変更にならないことを充分に理解した上でじっくり検討してください。

不要な特約は解約する

保険には主契約と特約があり、ほとんどの保険が複数の特約をプラスすることにより保障内容を手厚くしています。

保険加入の際には、気軽な気持ちで複数の契約を契約しているケースも多いため、保険の見直しの際には特約の保障内容を詳細にチェックして、不要と思われる特約は解約しましょう。

小さな無駄を省くことにより、固定費である保険料を少しでも抑えることになるでしょう。

まとめ

基本的には、現在加入している保険を継続することを前提に、定期的に保険の見直しをすれば、ご家族のライフプランに沿った適切な保険が見つかるかもしれません。

そのためには、複数の保険会社からいろいろな保険情報を入手した方がやはり有効でしょう。皆さんにとっては、そんな貴重な保険情報を提供してもらい、いつでも保険相談ができる頼れる保険担当者がいらっしゃることを期待いたします。

保険はいざとなった時に、しっかりと支払われることが一番重要です。大きな病気や事故により保険の見直しができなくなる不測の事態を考慮しながら、保険料を抑えるための保険の見直しを定期的に行うことを心より推奨いたします。

執筆者

原木 俊哉(CFP®資格保有者)

東京都千代田区在住。1989年大学卒業後、大手都市銀行に入行。預金業務、融資業務、資産運用業務と幅広く銀行業務を経験、多忙の中、公認会計士試験と税理士試験に5年間トライ。1990年代日本においてCFP、Certified Financial Planner、サーティファイド ファイナンシャル プランナーの資格試験が初めて実施され、29歳の時にこの資格を知る。ファイナンシャルプランニングやライフプランニング業務への関心が高まる中、生命保険が世の中に大いに貢献している事に感銘を受け、外資系生命保険会社へ転職を決意。7年間の勤務の後、2002年より現在の業務スタイルへ。モットーは、「Longlife Money Partnerとして人生の伴走者であり続ける事。」幼少期から高校3年まで続けていた野球で培った「粘り強い精神」も業務に活かされている。
■保持資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士CFP®資格、税理士資格4科目合格
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