生活習慣病に備える医療保険:生活習慣病保険

医療保険

最近、TVCMなどでも「生活習慣病」と言う言葉を耳にすることが多くなってきましたが、その内容について詳しくご存知の方は少ないかも知れません。

何となく、生活習慣によって罹患する病気だろうから自分自身も気を付けよう!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現代人にとって、無縁な人はいないとも言えるこの生活習慣病への対策について考えてみましょう。

そもそも生活習慣病とは

生活習慣病とはいったい何でしょうか?
ここでは、主な生活習慣病について解説をしていきたいと思います。

主な生活習慣病

主な生活習慣病とは、一般的に「七大生活習慣病」を言います。

七大生活習慣病は、「がん(上皮内がん含む)」「心疾患(※)」「脳血管疾患(※)」「糖尿病」「高血圧性疾患」「腎疾患」「肝疾患」についてまとめた総称として使われることが多くあります。

また、昨今では三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)と「糖尿病」「高血圧性疾患」「腎疾患」「肝疾患」「慢性膵炎」を合わせて8つの生活習慣病とする場合もあります。

尚、この三大疾病あるいは七大(八大)疾病(生活習慣病)の捉え方については、保険会社によって該当の部位や傷病名を限定している場合があります。詳しくは、各保険会社のパンフレットや約款等確認をするとより詳しい内容が掲載されていますのでご参照下さい。

(※)
「心疾患」と臓器全般の疾患を指す場合と、「急性心筋梗塞」といった傷病名を指す場合や、「脳血管疾患」についても、「脳卒中」といった傷病名を指す場合があります。
その他の疾患・傷病についても、パンフレット・約款等確認が必要な場合があります。

三大疾病

三大疾病とは主に「がん(上皮内がん含む)」「急性心筋梗塞」「脳卒中」を言います。

あるいは、上述のように、「がん」「心疾患」「脳血管疾患」を三大疾病とする場合もあります。

急性心筋梗塞などの病名を指定する場合と、臓器に係るすべての疾患を言う場合とがあります。これは、保険会社それぞれの疾患に対する捉え方や保障範囲にも影響しますので、細かく確認する必要がある項目でもあります。

生活習慣病保険とは

主に、生活習慣病に特化した保険商品も各社から販売されています。

医療保険に特約として付帯するケースもありますが、生活習慣病に罹患し所定の理由に該当した場合に一時金等で保険金が支払われる単独の保険も販売されています。

また、保険種類によっては、複数の疾病を併発した場合に、複数種類の一時給付金の支払いが可能で、それぞれの疾患に対して保険金を受け取ることが出来る保険もあります。

生活習慣病保険のメリット・デメリット

ここでは、生活習慣病保険のメリット・デメリットについて解説をしていきます。

メリット

何と言っても、七大生活習慣病あるいは八大生活習慣病に罹患した際には、長期の入院や手術等の治療費がかかる場合がありますので、生活習慣病に特化した保障内容の保険や特約を付帯しておくことによって、充実した保障を享受することが可能です。

厚生労働省「平成26年 患者調査」によると、主な生活習慣病の退院患者平均在院日数は、脳内出血127.4日・くも膜下出血119.6日・脳梗塞90.6日・高血圧性疾患60.5日・白血病46.0日・糖尿病35.5日・肝硬変33.8日等長期の入院も余儀なくされますので、入院費だけでも大きな経済的損失となります。

また、長期入院による収入の減少も大きな問題であり、入院や治療によって労働時間の制限や休職、あるいは退職をするケースも出てくるかもしれません。

こうしたことからも、生活習慣病に特化した保険に加入しておくことは、生活習慣病罹患時に備えて、大きな安心を買うことにもつながります。

■出典 厚生労働省「平成26年 患者調査」

デメリット

一方、デメリットとしては、支払保険料が大きいのではないかと考えます。
当然ながら、生活習慣病に罹患しなかった場合には、保険料の負担だけとなります。
ご自身の体調と保険料の支払いとのバランスを良く検討しておく必要があります。

何と言っても、健康である事が一番!
生活習慣を改善し、健康を意識した生活を送ることで、病気にならない身体づくりをしていくことも大切です。

まとめ

ここまで、生活習慣病について解説をして参りました。
今や、国民病とも言われる生活習慣病ですが、多くの病の原因が“生活習慣”から来ているということも新たに認識して頂くことで、日々の生活習慣を改善していく機会となれば幸いです。

セミナー等でもお話することですが、「癌(がん)」という字は、どのように出来ているかご存知でしょうか?

「病だれ(やまいだれ)」に「品(しな)」を「山(やまほど)」と書きます。

つまり、“たくさんのものを山(やま)ほど食べることによって起こる病”=“癌(がん)”という事です。

過去の賢人は、癌になる理由を知っていたのでしょうか?

いずれにしましても、癌(がん)以外の生活習慣病も、食事やアルコール・喫煙、運動不足等が大きな原因とされています。

将来の不安解消のために、生活習慣病に特化した保険に加入することも大切ですが、将来、生活習慣病にならないために“今”の生活を改善することこそ、最も大切な事であると思います。

執筆者

綿引 隆弘ファイナンシャルプランナー

1995年大学卒業後、大手住宅販売会社に入社。FP資格を活かすべく2002年外資系金融機関に転職。ライフプラン・相続事業承継・リタイアメントマネジメント等、法人・個人への提案業務に従事。2012年、更なるソリューションを追求するために独立し現在に至る。~Improve your quality of Life~(価値ある人生のお手伝い)を旨として、人生に関わるすべての課題・問題に対し、ファイナンシャル・プランナーとして、また保険マンとして、そしてひとりの人間として、解決方法を見出していく活動をしています。ほけんペディアへの記事掲載については、より多くの方々に保険について詳しく知って頂きたいという気持ちと自分自身が真摯に保険に向き合うことが出来る素敵な時間になっています。
■保持資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士AFP資格トータル・ライフ・コンサルタント
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