7大疾病の保険特約は必要? 主な保障内容は?

医療保険

生命保険も他の商品と同様年々進化していまして、10年ほど前では珍しかった機能や特約も今では一般的になってきました。

その中で7大疾病の保険特約も最近では多く見られますが、では7大疾病の保険特約は必要なのかについて紹介します。

そもそも7大疾病って何?

保険会社によって七疾病や七大生活習慣病などど呼び方が変わりますが、7大疾病とは一般的に下記の病気を指します。

  1. ガン(悪性新生物・上皮内新生物)
  2. 心疾患
  3. 脳血管疾患
  4. 高血圧性疾患
  5. 糖尿病
  6. 肝疾患
  7. 腎疾患

このうち1.2.3は3大疾病(もしくは特定疾病)と呼ばれるもので、皆さんもお聞きになったことがあるのではないかと思います。

この3大疾病に4.5.6.7を加えたものを特に重篤になりやすい病気としてグループ分けしたものが、いわゆる7大疾病になります。

7大疾病の中でも3大疾病は日本人の死因の上位を占めており、入院日数も長くなりがちです。

また生活習慣病全体でみても、高血圧性疾患では60.5日・糖尿病で35.5日となっています。(厚生労働省「平成26年 患者調査」)。

7大疾病の保険特約とは?

それでは、7大疾病に関する保険特約の内容とは具体的にいったいどのようなものでしょうか。
特徴を説明していきます。

7大疾病の保険特約の特徴

この保険特約は医療保険に設定されています。

医療保険に加入する際には
1) 病気・けがで入院した時の日額給付金の設定
2) その日額給付金を基にした手術給付金の倍率設定

上記の2点が基本になりますが、入院日数が長期化した場合に備え医療費の負担を抑える保障内容になっています。

保障内容は保険会社によって異なりますが、主な特徴としては次の通りです。

保障内容はどんなもの?

入院日数無制限型

現在の医療保険では、病気やけがの治療の為入院した場合には日数制限が設けられています。

保険内容によって異なりますが、60日型・120日型・360日型などが一般的ですが、7大疾病の治療の為入院した場合、その制限をなくす機能を設定したものがこのタイプになります。

入院日額追加型

こちらは、7大疾病で入院した時に入院日額が追加で給付される特約になります。

入院日数が長期化した結果、仕事を休職しなければならないときに所得補償の役割を持たせたものです。

基本で設定した入院日額を上限に追加できる場合がほとんどです。

7大疾病の保険特約が出てきた背景と3大疾病の保険特約との違い

7大疾病特約が出てくるまでは、3大疾病特約が主流でした。

上のコメントの部分でもお話ししましたが、3大疾病は日本人の死因の上位を占めています。

したがって、これまでは3大疾病についての保障を手厚くしてきましたが、その他の生活習慣病に関しても入院日数の長期化・医療費の上昇が増加してきた結果、7大疾病特約を各社販売するようになりました。

さらに、以前の3大疾病特約ではがん・心筋梗塞・脳卒中が適用範囲でしたが、最近ではがん・心疾患・脳血管疾患と範囲を拡大している保険会社も増えてきています。

3大疾病特約と7大疾病特約との違いは、がん・心疾患(心筋梗塞)・脳血管疾患(脳卒中)までをカバーするか、加えて高血圧性疾患・糖尿病・肝疾患・腎疾患までをカバーするのかになります。

7大疾病の保険特約はつけるべき?

7大疾病特約が販売され始めたころと比べれば現在は保険料も下がってきており、古い医療保険と比べてもあまり差がないケースもよく見られますし、若くて健康なうちに加入すれば保険料も低く抑えられますのでメリットは大きいでしょう。

いまでは多くの方が3大疾病特約を付けられていますが、保険会社によっては同じ心疾患でも高血圧性心疾患の場合だと保障の範囲外のところもありますので、7大疾病特約を付けた方がより安心です。

したがって付けた方が良いというのも正解ですが、保険料は高くなります。

まとめ

病気に対する備えは健康な時には考えられませんが、必要な時がくる場合がほとんどですから、いま健康であれば保障について考えるのは良いタイミングです。

ですが、当たり前のことですが、保険であらゆるリスクに備えようとすればその分保険料は高くなります。

7大疾病特約付きの医療保険に限らず、やはり保険は保障内容と保険料のバランスをよく考えて加入する必要がありますので、信頼できるファイナンシャルプランナーに是非ご相談してみてください。

執筆者

武宮 英樹(ファイナンシャルプランナー)

1994年大学卒業後、医療機器商社へ入社。開業コンサルタントとして、ドクター・薬剤師の方々の独立支援に一貫して従事。13年間、そこで培った医療法人の経営、医療関連の知識、そして長きに渡る実父母の介護、様々な経験より、ファイナンシャルプランナーへの道へ導かれる。2007年、外資系生命保険会社に転職。更に飛躍すべく2014年より現職へ。「知っているのと知らないのとでは大違い」を合言葉に、「リスクマネジメント」と「資産形成の必要性」を一人でも多くのクライアントへ伝えることをモットーとしている。
■保持資格:トータル・ライフ・コンサルタント
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