再発に備えるがん保険の選び方のポイントは?

がん保険

がんは再発することもある病気であるため、再発に備えたがん保険の加入を検討しておきましょう。
再発に備えるためのがん保険の選び方について紹介します。

がんの再発とは

国立がん研究センターのがん情報サービスでは、以下のように記載されています。

「再発」とは、治療がうまくいったように見えても、手術で取りきれていなかった目に見えない小さながんが残っていて再び現れたり、薬物療法(抗がん剤治療)や放射線治療でいったん縮小したがんが再び大きくなったり、別の場所に同じがんが出現することをいいます。治療した場所の近くで再発を指摘されるだけでなく、別の場所で「転移」としてがんが見つかることも含めて再発といいます。

(引用 国立がん研究センター がん情報サービス)
https://ganjoho.jp/hikkei/saihatsu/chapter1/index.html

がんの生存率はどのくらい?

全国がんセンター協議会の全がん協生存率調査によると、例えば男性の胃がん(臨床病期1期)の生存率は次の通りです。

1年生存率は100.0%、2年生存率は99.5%、3年生存率は98.8%、4年生存率は98.6%、5年生存率は97.7%です。

これが(臨床病期4期)になると、1年生存率は44.6%、2年生存率は20.0%、3年生存率は11.1%、4年生存率は7.9%、5年生存率は7.0%です。

つまり、胃がん(男性)においては5年後に生存している確率は病期1では97.7%であるのに対して、病期4では7.0%です。(ちなみに病期2では64.5%、病期3では49.5%です。)

つまり、がんの種類によっても違いはありますが、病期が進むと生存率が下がります。つまり再発する確率も上がると考えてよいでしょう。

病期とは https://kapweb.chiba-cancer-registry.org/cancer/7/stageinfo を参照ください。
生存率については https://kapweb.chiba-cancer-registry.org/ を参照ください。

がんが再発したら給付金は受け取れる?

さて、がん保険には様々な給付金があります。がん診断給付金100万円、入院日額1万円、通院日額5千円、手術給付金20万円などがあります。最近では抗がん剤を投与した場合、ひと月に10万円が給付される保険もあります。

このそれぞれの給付金に関して、再発の場合は受け取ることができるのでしょうか?

がん保険のスタンダードな保障内容のひとつに、診断給付金があります。この診断給付金は、がんと診断されたら給付される一時金のことです。

この診断給付金が100万円のがん保険、再発したら何度も100万円は給付されるのでしょうか?

商品によっては、初回のみだったり、条件があったりするので注意が必要です。

再発に備えたがん保険の選び方

現在、がん治療は「手術療法」「放射線療法」「薬物(化学)療法」の3つが、基本の治療と言われています。

そして、この3大治療を組み合わせた治療も主流になっていますが、がんの治療環境は変化し、それに伴い、保険会社も新商品を開発しています、そのような中、再発に備えるためにはどのようなことに気を付けておくべきでしょうか?

期間条件を見る

診断給付金についてみてみると、初めて診断給付金を受け取った支払事由該当日から起算して2年経過後、とした期間条件の商品もあれば、1年経過後と条件付けしている商品もあります。

治療内容の条件を見る

またこの診断給付金を受取るには、がんが再発しどのような状況なのか条件が付いている商品が多いです。

再発と診断され
・入院を伴わないと診断給付金が支払われない商品
・通院でも給付を受けれる商品

保険会社や商品によって異なりますので、説明を受ける際は、注意して聞いてみてください。

まとめ

日本人の2人に1人が がんに罹り、3人に1人ががんで亡くなると言われています(国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録・統計」罹患データ(全国推計値2014年データに基づく))。

しかし、自分に限っては大丈夫だろうと思うものではないでしょうか?

でも、どこかで不安があり、がん保険の加入を検討したり、身近にがん罹患された方を見て、がん保険に入っておこうか、など考えるのではないでしょうか?

その時点では、再発にまで意識をして保険選びは難しいところです。

やはり、近くのファイナンシャルプランナーに相談し、支払い条件などもよく検討してから決めるとよいでしょう。

執筆者

秋吉 淳二(ファイナンシャルプランナー)

1988年大学卒業後、製薬会社に就職。その後、1999年に外資系生命保険会社に転職。2008年に現職。楽しい職場で楽しく仕事を続けていることに感謝している今日この頃。皆さんにもこの楽しさが伝わるといいなと思っています。
■保持資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士AFP資格
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